第51回大阪民医連 看護・介護研究集会

発表者は新梅田研修センターから発表
視聴者はWeb配信

第52回大阪民医連 看護・介護研究集会 開催
演題募集要項

はじめに

声を上げよう!いのち輝く未来へ
~ひとりひとりが大切にされる社会に向かって~


第52回 看護・介護研究集会
実行委員長 岡本 誠司

大阪民医連看護・介護職員の皆様、第52回大阪民医連看護・介護研究集会の演題募集の時期となりました。新型コロナウィルス流行による感染リスクに晒される中でも、1人1人の患者・利用者の為、懸命な看護・介護に携わった皆様には、心より敬意を表します。この激動の1年の中でも患者・利用者に寄り添った、1つ1つの素晴らしい看護・介護の実践を是非お寄せ下さい。
 開催予定である7月にコロナ禍が完全に収束している可能性は低いと思われます。集会を開催する状況ではないという声もあるでしょう。しかし常日頃からの皆様が想いを込め、懸命に取り組んでいる看護・介護は評価されるべきものです。振り返り、確かめ・認め合うことがモチベーション・やりがいへと繋がるはずです。そういった患者・利用者と共に、耐えに耐えたこの1年の頑張りを発表する場を設けたく、実行委員会で議論を重ねた結果、第52回看護・介護研究集会の開催を決定しました。
 テーマ選定にあたって、「不安にかられたこの状況ゆえに力強いメッセージが必要ではないか」「コロナ禍で分断されてしまった地域・社会との繋がりをとりもどさなければ」「支援なくライフラインを失い、生活困窮されていく方が増す状況に、医療・福祉が政治・行政と直結していることを痛感させられた」「このままでは社会は変わらない。ひとりひとりが安心して生活できるため…」と、さまざまな意見が出されました。混沌とした今、このタイミングだからこそ、大きな声を上げ社会を変えていこうという思いから、今回のテーマを「声を上げよう!いのち輝く未来へ ~ひとりひとりが大切にされる社会に向かって~」に決めました。
 記念講演は、前年に講演を依頼していた北海道勤医協 堀毛清史先生に、改めて記念講演をお願い致しました。血圧や脈拍、体温、呼吸などの生命の基本的な情報・兆候を「バイタルサイン(VS)」と言いますが、先生は「生活背景・環境や人間関係、地域とのつながり、社会的な側面なども基本的な情報である」と提唱し「ソーシャルバイタルサイン(SVS)」と名付け診療に活かされています。コロナ禍において、私たちを含め患者・利用者は健康を享受する権利も奪われている状況です。ソーシャルバイタルサインについて学ぶことにより、患者・利用者を見る視点を養う機会にしたいと思います。
 感染対策の観点から参加人数の制限や午後開催など、規模縮小とはなりますが、新たなスタートとして、参加者すべてが一丸となり、この第52回看護・介護研究集会の成功を成し遂げましょう。