大阪民医連の概略

大阪民医連は正式名称を「大阪民主医療機関連合会」といいます。大阪民医連は全日本民主医療機関(略称:全日本民医連。英語名:Japan Federation of Democratic Medical Institutions。国際的な略称:「MIN-IREN」)の都道府県組織としても活動しています。

全日本民医連は、1999年11月現在、病院が152、診療所は521(うち歯科診療所63)、保険薬局、訪問看護ステーション、老人施設や看護学校、保育所などの医療・福祉などの施設(規約には「医療機関に準ずる組織」)641が加盟しています。大阪府を含め全国すべての都道府県に民医連の医療機関があります(都道府県連一覧をご参照ください)。

民医連は医療機関の連合体です。医療機関は医師、看護婦、技術者、事務などの医療従事者(役職員)によって活動しています。つまり、民医連運動は職員を中心的な担い手とする運動です。その目的は「民医連綱領」を実践していくことです。すなわち、「親切で良い」医療活動をすすめ、民主的な管理、運営のなかで経営を改善し、社会保障を守り改善し、平和と民主主義を守る運動にとりくみ、毎年民医連運動の新しい担い手を迎え入れ、ともに成長していくことなどの活動を共同組織のひとびとと共同し、地域の労働運動や住民運動、民主的な諸団体と手を結んで実践することです。

運営の実際は、総会で民主的に選出された各県連の理事会、全日本民医連理事会がその時どきの情勢に照らして、綱領と総会方針を具体化した方針をつくり、それぞれの病院・診療所で施設や地域の特性を生かし具体的にして活動しています。

大阪民医連も上記の全日本民医連に準じながら、地域的特質をもったさまざまな活動をすすめています。

医療や福祉を巡る世の中の変化はますます大きくなっています。日進月歩を続ける医学・医療。その一方で、不況・失業・さまざまな社会保障制度の改革等により、「病人が患者になれない」「患者であり続けられない」事態が広がっています。また、インフォームドコンセント、医療事故など、医療機関の人権意識や倫理観が厳しく問われているのも今日の医学医療の一つの特徴といえます。

今、多くの国民が医療機関の姿勢に注目していると思います。各種世論調査をみても、国民の医療や福祉に対する関心はかってなく高まっています。

私たち大阪民医連は、1953年の創立以来、その時々の世の中の変化に応じて、自らも変わりつつ、病める人々や地域住民の方々と手を携えて、その歩みを続けてきました。現在、大阪民医連に加盟する施設数は以下の通りです。

病 院 7カ所
診療所 45カ所
歯科医院 5カ所(内、病院内歯科1カ所含む)
訪問看護ステーション 22カ所
老人保健施設 2カ所
保険薬局 13カ所
看護専門学校 1カ所

(2001年1月現在)